学童保育所 厚別あゆみクラブ

ある土曜日

 ある土曜日。あゆみクラブにお邪魔したら、男の子たちがブルーシートで囲まれた空間で,何やら工事しているような音を立てていた。
 中をのぞいてみると、金づちやドライバーなどの大工道具を使って、壊れたスケートボードを楽しそうに分解していた。指導員の先生に話を聞くと、こわれた遊び道具をゴミに出しやすいように分解してもらっているとのこと。
 ものであふれ、壊れたらすぐに補充できる今、なんでもデジタル化され、分解しても仕組みがわからないものであふれている今、壊れたものを分解したり、なおしたりして楽しむ機会や、大工道具を遊びで使う機会が我が家であるのだろうか?と考えてしまった。なんとなく、自分が子供のころに壊れた時計を分解して、わくわくしたことを思い出した。
 
 前日に雪が降ったとある土曜日。公園の雪山から新雪に思いっきりダイブしている子供たちを見かけた。よくみるとあゆみクラブの子供たちと先生だった。
新雪に寝転ぶことは子供のころはあちらこちらで、やったものだった。とくに土曜日は友達とよく雪遊びをした。最近、そんなことをして土曜日や日曜日に遊んでいる子供をあまり見かけない。
 
 さらに、ある土曜日、今度は児童会館に子供を連れて遊びに行った。たくさんのおもちゃや本があり、何やら楽しそうなイベントが開催され、多くの子どもたちが喜んで参加していたが、まったくそちらに見向きもしない子供たちも数名いた。たまたまなのかもしれないが、指導員の先生は参加しない子供たちに積極的に話しかけてははおらず、事務室にずっといた。部外者の親の私の様子は見にきたが(苦笑)
わが子から話を聞くと、児童館の先生は通っている子供でも毎日話しかけられないとのこと。子供の数に対する指導員の先生の数が学童保育所よりもすくないせいなのかもしれないが、ただ、子どもたちの遊び場を提供しているだけなのか?と思った。
 
 学童保育所は確かに児童会館のように新しいおもちゃも面白そうな本もたくさんない。ないからこそ、逆に自由な発想で自分たちの遊びを見つけていく。
3年子供を通わせて思うことは、わが子が昨日よりも今日、今日よりも明日、目に見えない成長から賞状や新聞に載る等の記録に残る成長にまで変わっていったことを実感できた。
 正直な話、最初は保育時間が長いところはここしかないから、高い会費だが仕方がないと思って通わせていた。でも、今は会費以上のことを子供が学んで帰ってきているという実感がある。
 同年齢から異齢の子供、果ては近所の大人から議員さんにまで、他人と付き合い、休み中のお昼からおやつ作りまで家事の基本的なことを学ぶ。日々の活動を通して自由な発想で自分の遊びを創造し、行動する力、日々の努力が実を結び、自分でも考えていなかった記録を作る力を身に着けていく。
これは学校でも、塾でも教えてはくれない。実社会で役に立つのは学力よりもむしろ、これらの力の方こそが必要で、普段の生活では身につけにくい力だと私は思う。
 同じあゆみクラブに通わせているお母さんが、「あゆみクラブは一番高い習い事だが、一番実社会に出て役立つことを教えてくれるところだ」といっていたが、本当にそうだと思う。
 
 これから、新一年生をどこにいれようか、迷われているお母さん、ちょっと覗きにきてみませんか?
思わぬ発見があるかもしれませんよ。

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